私たちが泊まった部屋は玄関からすぐ階段を上って2階がキッチンと居間、3階がベッドルームと浴室。ホストの部屋も3階の一間で、トイレとバスは私たちと共有の風でもなく、使用している感じがしなかったのでどうしてるんだろうと気になりました。
この家の一階は別の人が住んでるようで、玄関はどこかわかりませんでした。
朝食付きという事で選んだので、朝はホストが簡単なものでも準備してくれるのかと思いきや、食パンとジャムが2種類冷蔵庫の片隅においてあって、自由に食べるようにと。これでも朝食付きの表示になるのですね。
キッチンは使えたので、いつものように朝食も自分で準備しました。
居間には一日中暖炉に小さな火がついていて、心地よかったです。電気で点くようですが、ほんとのペチカが燃えてるようで、和みました。
バンクーバーは公共交通機関はすべてトランスリンク社「Transrink]が運営しています。市内を走り回るバス、大型フェリーのシーバスや電車のスカイトレインがすべて同じ乗車券で乗り降り自由となっています。
料金体系はゾーン制の距離料金と90分間の時間制システムでなっていて、乗車券を購入すれば90分間はバス、シーバス、スカイトレインがの乗り放題です。
さらにICカード(Compass Card)を購入して利用すると割引があって、利用の仕方によってはとても交通料金が安あがりです。
私たちの宿泊先は、zone1のエリアなので2.4カナダドル(200円)で90分間エリア内乗り放題。バンクーバー空港はzone2で2zoneにまたがるときは3.45ドル(290円くらい)になります。
いろいろ割引があって、土・日・祝日と平日10:30以降は1ゾーン料金ですべてのエリアが利用可能となっています。
このコンパスカードに「Concession fare(割引料金)」のオレンジ色のカードがあります。このカードは、障害のある人、65歳以上、学生などが購入することができます。
Concession fare(割引料金) 通常のカード
私が作ったマニュアルには、まずバンクーバーの空港に着いたらこのオレンジのコンパスカードを手に入れると大きく書いて手に持っていたのに、空港について券売機の前に立った時にはすっかりオレンジの事を忘れてしまって、普通の青色のカードを購入していました。そしてそれに気づいたのは既に5日も過ぎてから、なんと情けない。
まっ、オレンジカードが購入できる場所は限られていて、証明書類がいるので空港では買えなかったのはありますけどね。5日後にブルーカードからオレンジカードに交換に行きました。
何は置いてもこの日一番先にやること、それは昨日受けた傷の手当てをするための大きな絆創膏と替えズボン買う事でした。実は塗り薬を塗って、小さい絆創膏をつなぎ合わせてタオルを当てて血止めをしたつもりが、寝てるうちに布団のシーツをかなり汚してしまいました。申し訳なくて、でもマスターがくれた軟膏はとてもよく効いたみたいで、傷も痛みも驚くほど回復しているようでした。
早めに街中・オールドタウンに出て行って薬局を探したのですが、いつもは目につく∔マークの薬局の看板、これが探すとなると見つからないのですね。大きなショッピングセンターをいくつも回ってやっと探し当てたときは、かなり時間がたっていました。
この日の予定としては、ゆっくりとバンクーバーの街中散策に充てていましたので、
特に計画に支障が出たわけではないのですが、半日は無駄になりましたね。
宿泊している宿の近くからは町の中心に向かって4系統のバスがひっきりなしに運航していて、ほとんど待ち時間なしに乗ることができました。
バンクーバー湾に沿って東西に伸びるメインのヘイスティングストリートを15分程度乗車していて、バスの窓から見える風景は、ホームレスであふれている町、でした。
バンクーバーの深刻な問題としてホームレスの増加があるようですが、丁度中間地点にあるオッペンハイマー公園は治安も悪いようで、憧れのバンクーバーの裏の部分を垣間見たような気がしました。
この辺りにはホームレスの人も見当たらず整然としていました。
昼食に入った中華レストラン、一人前の鶏料理。
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